a-doll’s diary

私の人形たちとドールハウスの記録です

私だけの人形

 

私が人形を好きなわけ

 

写真は3歳の誕生日。1939年12月。

大きな人形を抱いています。お祝いに買ってもらったのかな。

 

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この春、妹が生まれていて私はお姉さんです。

お目めのくるくるの大きなお人形は私だけのものではなく所有権は赤ん坊の妹にもある事を母が宣言しました。

「二人で仲良く遊びなさい!」

「ええ〜!」

このヨダレを垂らしておしめをしている妹に触らせたくないよ。

つるつるの頬っぺたを汚い手ベタベタ妹が触るのは許しがたい事でしたが、わがままは許されませんでした。

いつか自分だけの人形を手に入れよう・・・。

 

夫と出会って、まだ結婚を決めかねている時「僕の家には仰山人形飾ってあんねんで、今度見せてあげるよ」と言ったので「どんな人形さんか見てから断ってもええかな〜」。

 

夫の家は物が一杯あって、古いお雛様や市松人形、古い西洋人形、こけし人形などがありました。

ある日全部私の所有となりました。

私としては1つだけで良かったのですけれど・・・。