a-doll’s diary

私の人形たちとドールハウスの記録です

人形の修理

人形の修理を時々頼まれました。

大抵はパーツを繋ぐゴムが伸びきってしまっているので、ゴムを先ず新しくしてボディをしゃんとさせてあげます。

頼まれれば洋服も新しく仕立てます。

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所有者が昔お祖父さまから外国土産に貰ったという人形でした。

ドイツのメーカーのものでした。

ウイッグもシャンプーしてあげたし、下着もお洋服も新しいのを着て嬉しそう。

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このお人形は夫の家の飾り棚の隅にひっそりと座っていた子でした。

Made in Japanと書かれています。フランス人形として売られていたのでしょう。

80年以上昔のものです。

ボロボロの洋服を着て髪の毛も殆どなく顔も薄汚れていました。

この子は横にすると目をつぶりママ〜と泣くお人形です。

お腹に組み込まれている音源は壊れていて今は泣きません。

顔も体もきれいに洗って、新しいウイッグをかぶせて、下着と洋服を作って着せました。服の素材は私のネグリジエなんです。

何て可愛いお人形でしょう。