a-doll’s diary

私の人形たちとドールハウスの記録です

ドールハウス 12

ドールハウスの本屋さん

毎週届けられる雑誌の付録のパーツで作りました。

丁寧な説明書がついていて、小さなおうちが出来たので、本屋さんを開くことにしました。

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看板は「シェークスピア

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小さな本屋さんです。

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ドアを開けると、

f:id:a-doll:20160727112218j:plain髭を蓄えた店主がいます。名前はウイリアム

イメージとしては映画「ノッティングヒルの恋人」の本屋さん。

 

坊やは欲しい本が見つかったみたいですね。

ドアの内側。地球儀を創って置きました。これも映画の影響です。

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1階は専門書、階段を上がると児童書が平積みされています。

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ピーターラビットは新刊でしょうか。

ケベックの案内書は娘が撮影したこの写真を使っています。

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doll の本は言わずと知れたa-dollの作品が表紙ですね。

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犬の本はうちのランちゃんの写真、猫の本はボストンの猫です。

左端の帆船の本は、やっぱり娘の写真を使いました。製本は楽しい作業でした。

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カナダ、プリンスエドワード島のアンの家にありました。

シェークスピア全集がミニチュアで揃っています。すごいですね。

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左側の窓にも本が並べてあります。

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ドールハウス 11

アボンリーの学校

私は「赤毛のアン」の愛読者でした。

娘とプリンスエドワード島へ行きました。

保存されている古い小学校の建物(オウエルスクール)を見ました。

f:id:a-doll:20041219213839j:plain帰ってから創った私のアボンリースクールです。

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建築中。

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瓦をふいている所。

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プリンスエドワード島のオウェル小学校の内部

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これを参考にして教室を作ったのです。

中では子供達が勉強しています。

f:id:a-doll:20130311112609j:plain寒い冬は薪ストーブを焚きます。

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カナダの国旗、黒板の上にはヴィクトリア女王さまの写真が飾ってありますね。

子供達は石版を使っています。机の横にはお弁当が。

先生は厳しそうですね・・・。

人形の修理

人形の修理を時々頼まれました。

大抵はパーツを繋ぐゴムが伸びきってしまっているので、ゴムを先ず新しくしてボディをしゃんとさせてあげます。

頼まれれば洋服も新しく仕立てます。

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所有者が昔お祖父さまから外国土産に貰ったという人形でした。

ドイツのメーカーのものでした。

ウイッグもシャンプーしてあげたし、下着もお洋服も新しいのを着て嬉しそう。

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このお人形は夫の家の飾り棚の隅にひっそりと座っていた子でした。

Made in Japanと書かれています。フランス人形として売られていたのでしょう。

80年以上昔のものです。

ボロボロの洋服を着て髪の毛も殆どなく顔も薄汚れていました。

この子は横にすると目をつぶりママ〜と泣くお人形です。

お腹に組み込まれている音源は壊れていて今は泣きません。

顔も体もきれいに洗って、新しいウイッグをかぶせて、下着と洋服を作って着せました。服の素材は私のネグリジエなんです。

何て可愛いお人形でしょう。

ドールハウス 10

魔女の家

2002年製作

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ハリー・ポッターの本がベストセラーになって、映画も大ヒットして、ちょっとした魔法の世界ブームでした。

2002年夏、娘とボストンの近郊セイラムに遊びに行きました。

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セイラムは17世紀末に魔女狩りがあったことで有名です。

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帰国してから魔女さんのお家を作りました。

煙突は大事です。

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屋根と前の壁を開けて見ましょう。

2階は魔女さんの寝室で、衣装箱にはマントと三角帽子があります。

ベッドの上にペットの黒猫。

箒は壁に吊るしてありますよ。

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美しい魔女さんは暖炉の前で糸紡ぎをしています。

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薬草が干してあります。

引き出しには調合するお薬が入っているのでしょうね。

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ドレスのこと

人形作りの楽しみの一つにドレスがあります。

白いローンとレースでシミーズとブルーマを作ります。

アンティークな雰囲気を出したいので、家族の古着を利用します。

箪笥にしまってあった着物、それも薄いちりめんの無地が使いよいのです。

白い絽ちりめんは使い良かったですね。

好きな色に染めて裁断、大体は立体裁断です。一応製図はしますが、少し縫っては着せてみて、レースをつけたりフリルの分量を決めたり・・・。

この子は友達の洋服の残り切れと私のワンピースの残り切れで作りました。ペンダントはベネシャングラスのイヤリング、片方を落としてしまったので( ;  ; )

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姑のビロードのコート。

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オランダのアンティークなハンカチーフを使って。

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胸にスモッキング。布は古いちりめんを淡い色に染めています。

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帽子の羽飾りは姪が宝塚で探してくれたもの。

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ドールハウス 9

イングリッシュガーデン 2001年製作

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6月にイングランドへ娘と旅をしました。

初めてのロンドンを観光してから車でコッツウオルズに行きました。

ボートンオンザウオーターのB&Bに宿泊。

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インテリアのセンスに感激しました。

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モデルヴィレッジを見学しました。村の町並みを縮小して再現してあります。

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かわいいお家。

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ナショナルトラストのイングリッシュガーデン。お城の庭。沢山見て回りました。

6月のイングランドは美しすぎますね。

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この素晴らしさを忘れないうちにドールハウスに表現しなくては・・・。

今回はガーデンがメインだから家は前だけ。

でも石造りだから壁は厚いのです。

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中心には石造りのフルーツバスケット、ベンチ、石畳。

アガサクリスティーのミスマープルをイメージした老婦人が座って読書をしています。

庭の手入れは少年に任せて。うさぎさんが3羽います。

どこにいるかな?

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本も印刷しました。ツルが歪んでいますが眼鏡も作りました。

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